こんにちは、あるいはこんばんは、家事「したくない」諸君。
『ない家事研究所』の Tanjism(タンジズム)だ。

毎日の家事がしんどいです。
と言う諸君、本当に今までよく頑張ってきたと思う。

無理して頑張った日もあっただろう…
この記事は、
前回書いた記事「毎日、家事が辛い」は危険信号!今すぐその家事やめるべき理由で、書ききれなかった「心の危険信号」について触れていこうと思う。
前回の記事を読んでいない諸君がいれば、先にそちらをチェックしておくことをオススメするぞ。
前回も話したのだが、
私タンジズムも諸君の「家事がしんどい」と言う気持ちには共感することが出来る。
だから、
私は諸君に「でも、みんな頑張っていることだから、君も頑張ろう!」と言うつもりは全く無い。
その逆で、
「毎日、家事がしんどい」と言う諸君には、私タンジズムは「やめていいよ」と伝えたいし、むしろ「やめるべきだ!」と断言したい。
「しんどい」という気持ちは、あなたの体からの危険信号で、今すぐにでもやめないと手遅れになる恐れがあるからだ。
まずはこの話を聞いた諸君が、しんどい家事から解放されてくれることを祈っている。
「しんどい」は体からのSOS信号

まず重大なことをお伝えしておく。
「しんどい」を「しんどい」まま放っておくことは、最悪の場合、生命の危機につながる恐れがある。

あれ?
そのセリフ前回の記事でも読んだぞ。

タンジズムが、コピペで記事を手抜きし始めた。
と言う諸君。
前回の記事を読んでいてくれてありがとう。
心より感謝申し上げたい。
確かに同じセリフを言っているが、今回も生命に関わる重大な話題だ。
大事なことなので、何度でも言わせてほしい。
前回記事では、
「しんどい」状態が長期間継続することで「過労死」のリスクを高めるという話をした。
特に脳・心臓疾患等の「肉体的」な話に留まったのだが、今回は精神疾患等の「心の病気」に注目して話を進めていきたいと思う。

ちなみにSOS信号は、モールス信号で
「・・・ーーー・・・(トントントンツーツーツートントントン)」。
昔、船の遭難信号として使われはじめたぞ。

特に「SOS」という言葉自体には何の意味も無く、単に
「・・・ーーー・・・」
をアルファベットに起こした時に、たまたま「SOS」が当てはまっただけだ。
精神疾患
諸君は、精神疾患いわゆる「心の病気」と聞いた時に、まっ先に「うつ病」を思い浮かべたと思う。
しかし「心の病気」は「うつ病」だけでなく、他にも様々なものがある。
こころの病気といっても、種類も症状も様々です。こころの病気を診断し、病名をつける方法は体の病気とは考え方が異なっています。体の病気の場合、病名は臓器の種類や部位、原因によって分類されることが多いのですが、こころの病気の場合は、おもに脳というひとつの臓器を対象にしており、また原因がわかっていない疾患が多いという特徴があります。
出典:国立精神・神経医療研究センター こころの情報サイト(https://kokoro.ncnp.go.jp/#mental_illness)
もしかしたら諸君の多くは「自分には関係ない」と思っているかもしれないが、ごく普通にありふれた病気である。
たとえば、
「不眠症」や「摂食障害(拒食・過食)」なども「心の病気」の一つなのである。
近年、こころの病気は増えていて、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。こころの病気は特別な人がかかるものではなく、ストレスなどが積み重なることがきっかけとなって、かかってしまうことがあるように、誰でもかかる可能性があるのです。
出典:厚生労働省 メンタルヘルスとは(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/amh.html#:~:text=メンタルヘルスとは体,健康といえるでしょう%E3%80%82)
ぜひ諸君もこの機会に、「心の病気」を「自分ごと」だと思って考えてみてほしい。
過労死
前回記事でも触れた内容だが、おさらいのために改めて説明する。
過労死とは、仕事による過労・ストレスが原因の一つとなって、脳・心臓疾患、呼吸器疾患、精神疾患等を発病し、死亡に至ることを意味します。また 過労自殺は過労により大きなストレスを受け、疲労がたまり、場合によっては「うつ病」など精神疾患を発症し、自殺してしまうことを意味します。
出典:過労死110番全国ネットワーク(https://karoshi.jp/learning/whatiskaroshi.html)
過労死は「Karoshi」と国際語として認識されていることから分かるように、特に日本において重大な社会問題である。
そして過労死の原因としては「仕事による過労・ストレス」が挙げられている。
家事も立派な仕事なので、家事による過労やストレスも過労死の原因の一つと言えるだろう。

心の病気で、人は死ぬの?
と疑問に持つ諸君もいるかもしれない。
「心の病気」が「直接的」な原因となって、人が死にいたることは、そう多くはないかもしれない。
しかし、
「心の病気」が引き金となって、自ら命を絶ってしまう場合があるだろう。
つまり、「毎日、家事がしんどい」状況というのは、十分に危険な状態であると言えるだろう。
このままだと、心の病気になってしまうかも!?

過重労働は心身の健康に重大な影響を与えることは広く知られている。長時間労働は典型的な過重労働であるが、長時間労働にともなって睡眠時間の確保のできないことが特に問題である。睡眠時間とメンタルヘルス不調には密接な関係があり、睡眠時間の減少はメンタルヘルス不調者の発生頻度を高める。
出典:過重労働とメンタルヘルス-特に長時間労働とメンタルヘルス- 島悟(https://kokoro.mhlw.go.jp/paper/files/04-r21-4-shima-kajyu.pdf)
ここで、
メンタルヘルスとは「こころの健康状態」を意味する。
つまり、
メンタルヘルスの不調は「心の病気」に直結するのである。
また「心の病気」の中には、発症の原因がまだ分かっていないものも多く存在する中で、少なくとも「長時間労働」の影響があることは確かだと言えるだろう。
長時間労働により十分な睡眠を確保出来ない状態が長期間継続した場合、「心の病気」の発症リスクも高まるということだ。
諸君が「毎日、家事するのがしんどい」と感じるのは、仕事と家事に追われ、長時間頑張っているからではないだろうか?
結局のところ仕事にしても家事にしても、頑張った代償として、自分の睡眠時間や休養、趣味や娯楽の時間が犠牲になるのである。
睡眠・休養、いずれも体の疲れを回復させるための大切な時間である。
にも関わらず、
目先の「労働」を「しなければいけない!」と思い込んでしまって、健康を害してしまうのだ。
そのような生活を続けているとどうなるか?
ある日突然「心の病気」で、仕事も家事も出来なくなってしまうのである。
まとめ

前回記事 「毎日、家事が辛い」は危険信号!今すぐその家事やめるべき理由 に引き続き、「今すぐ家事をやめるべきだ」と言う理由について話してきた。
今まで諸君の中で「他人ごと」だった「心の病気」のことを、「自分ごと」として考え直してもらえたら、私も非常にうれしい。
人間誰しも、幸せに生きる権利がある。
「したくない」ことよりも「したい」ことが多い方が、幸せな人生が送れるのではないだろうか?
もちろん、
病気を患いながらも幸せな人生を送っている人は沢山いると思う。
しかし、
病気は無いに越したことはない。
病気のせいで、「したい」ことが出来なくなってしまうのは非常に悲しいことだ。
「したくない」ことをやめることで病気を未然に防ぐことが出来るのなら、その選択をしないのは非常にもったいないことだと、私は思う。
「毎日、家事がしんどい」のなら、今すぐやめていい!
あなたの人生は、一度きりなのだから。
そもそも、「しなければならない」家事は、そんなに多くないはずだ。
→これだけは、しておきたい!最低限『しないとマズい』家事3選
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる
諸君が「したくない」家事から解放されて、「したい」ことで人生を楽しんでもらうことを願って。
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