こんにちは、あるいはこんばんは、家事「したくない」諸君。
最近、ウチの子供がルービックキューブを全面そろえて驚いている、
『ない家事研究所』の Tanjism(タンジズム)だ。

今日も、家事するのがめんどくさい…
と思わず心の声が漏れる諸君。
私も、家事「したくない」人間なので、諸君のその声には共感できる。

共感されたとしても、「めんどくさい」ことに変わりない
と残念がる諸君に、1つ良いことをお教えしよう。
それは、
「めんどくさい」と感じるのも、ひとつの才能だ。
ということだ。

モノは言いようだな…
と諸君が言いたい気持ちも分かる。
しかし今回は、どうか私の話に乗っかって聞いてみてくれないだろうか?
才能ある諸君が「めんどくさい」と感じたことは、家事「しない」ための絶好のチャンスなのだ。
発想を転換すると、「めんどくさい」は家事「しない」人生の近道と言えるだろう。
諸君がこの記事を読めば、
もっと積極的に家事の「めんどくさい」を探すことになるだろう。
そして、
「したくない」家事を「しない」ことで、諸君が「したい」ことができる、理想的な人生に一歩近づいているに違いない。
「めんどくさい」と感じる才能

諸君が日頃やっている家事の中で、「めんどくさいな〜」と感じているものは何だろうか?
料理?
洗濯?
掃除?
では「料理」の中でも、どんな作業が「めんどくさい」のだろうか?
買い出し?
献立?
片付け?
では「買い出し」の、どんな所が「めんどくさい」のだろうか?
…
…
…
と、スラスラ答えられるあなた!
やはり私が見込んだ通り、
あなたには「めんどくさい」と感じる才能があるぞ!
「…と、言われましても」とキョトン顔にさせてしまって申し訳ない。
先ほどのように細かい家事の「何がめんどくさいか?」を聞いたことには理由があり、
実は「めんどくさい」ことにこそ、家事を「しない」ヒントが隠されているのだ。
逆に、「めんどくさい」と感じない人
「めんどくさい」と感じる才能をお持ちの諸君は「みんな持っているのでは?」と勘違いしそうだが、「めんどくさい」とあまり感じない人も世の中にはいるのだ。
それは普段から「当たり前」を当たり前だと信じていればいるほど、より「めんどくさい」を感じにくくなってしまう。
たとえば、ハサミで紙を切る作業があったとしよう。

前提としてありえないかもしれないが、
もしその作業では特に理由はないが、左手でハサミを使うことが「当たり前」だったとしたらどうなるだろう?
左利きの場合、
ほとんどの人が特に不便さを感じずに、黙々と左手で紙を切っていくだろう。
しかし右利きの場合、
ほとんどの人は左手でハサミを使うことに慣れておらず、作業がはかどらないだろう。
ここで諸君のように「めんどくさい」と感じる才能を持っていれば、「左手でハサミを使うこと」が「めんどくさい」ことだと気付き、すぐにハサミを右手に持ち替えることだと思う。
しかし「左手でハサミを使うこと」を「当たり前」だと信じきっている人は、「めんどくさい」と感じにくく、「そういうものだ。」と慣れない左手で紙を切り続けるだろう。
「そんな人はいない!」
と言われそうなほどの極端な例だが、私は実際にこれに似たような人たちと接してきたことがある。
このような人は「当たり前」を信じきっている人が多いのだが、「当たり前」に信じる根拠が「こんなこと?」と驚いてしまうことも多い。
たとえば、
左手でハサミを使う根拠として「やり方を教えてくれた人が、左手を使っていたから」だったり、「ハサミを置いてある場所が、左手の近くだから」だったりする。
そしてそれが「当たり前」になってしまうのだ。
「めんどくさい」を無くせば、家事をしないに近づく

諸君はここまで読み進めて、改めて自分の才能の素晴らしさを感じてくれたと思う。
ここからは、どうして「めんどくさい」が、家事「しない」チャンスになるのかを説明していく。
諸君は、「めんどくさい」と感じる才能を持っている。
つまり、家事を「しない」ヒントを簡単に見つけ出すことができるのだ。
先ほど、「めんどくさい」ことにこそ、家事を「しない」ヒントが隠されているという話をした。
「めんどくさい」と感じた家事の中には、「めんどくさい」の原因が存在する。
その原因を見つけ出し、解決できれば、家事を「しない」に一歩近づけるのだ。

一歩?
ということは、まだ家事「しない」人生までの道のりは遠いのか…
と、諸君の焦る気持ちも分からなくもない。
しかし、一歩一歩、着実に、家事「しない」人生までは近づいているから安心してほしい。
そして1つの原因を解決すれば、家事の負担は1つ減っていることになる。
一つ一つではあるのだが、家事「しない」人生までの道のりの中で、だんだん荷物も軽くなっていると考えていいと思う。
再びここで、ハサミで紙を切る作業を例に出そう。
先ほど、左手でハサミを使うのが「めんどくさい」と感じ、左手に持っていたハサミを右手に持ち替えた。
左手で紙を1枚切るのに2分かかっていた所、右手では1分になった。
もし1日60枚切る必要があれば、それだけで1時間短縮されたことになる。
つまり、家事を「1時間しない」ことに成功したのだ。
次に、紙を1枚ずつ切っていくことを「めんどくさい」と感じ、紙を2枚重ねて切るようにした。
60枚の紙を1枚ずつ切るためには、60回切る必要があったが、2枚重ねたら30回で済む。
さらに30分短縮されたのだ。
つまり、家事を「1時間30分しない」ことに成功したのだ。
しかし2枚重ねたことで、切るための力が必要になり、「疲労」が増えてしまった。
そこで、そもそもハサミを使うことが「めんどくさい」と感じ、ハサミの代わりに裁断機を使うことにした。
紙を2枚重ねてハサミで切った場合、60枚切るためには30分かかり、さらに「疲労」していた。
裁断機を使えば、紙を10枚重ねても疲労することなく切ることができる。
1回切るのに1分だとすると、6分で済む。
つまり家事を「1時間54分しない」ことと、家事で「疲労しない」ことに成功したのだ。

このように、
「めんどくさい」を解決していくことで、だんだんと家事を「しない」で済むということは、発想を転換してみると、
「めんどくさい」は、家事「しない」人生を送るチャンスだ!
とも言い換えることができる。
まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、諸君のように「家事するのがめんどくさい」とグチを漏らす人に向けて、実はあなたは「めんどくさい」と感じる才能の持ち主であることをお伝えした。
そして、
その「めんどくさい」と感じる才能を持っているということは、家事「しない」人生を送るチャンスを得ているのだ。
なぜならば、
「めんどくさい」と感じる才能を発揮することで、「めんどくさい」原因を探し出すことができ、その原因を1つずつ解決していけば、家事「しない」人生に1歩ずつ近づくことになるからだ。
記事のはじめにも話したが、諸君は今、家事の「めんどくさい」を探し出したくてウズウズしていることだろう。
諸君の「めんどくさい」感知センサーを十分に生かして、1つずつ確実に原因を解決していってほしい。
その際に、私タンジズムが運営するこのサイト『ない家事研究所』の情報は、諸君に大いに役に立つはずだ。
なぜならば、私タンジズムも、あらゆる家事に対して「めんどくさい」と感じている、家事「したくない」人間だからだ。
ぜひ私と共に、諸君も「したくない」家事を「しない」ことで、自分自身が「したい」ことができる、理想的な人生に変えていこうではないか。
→「したくない」家事は「しない」!家事を楽にするための唯一の方法
たとえば上の記事では、家事を楽にするための方法を紹介しているぞ。
このまま「したくない」ことにエネルギーを使い続けるより、今変わることに少しだけエネルギーを使った方が、きっと、この先の人生のためになる。
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる
諸君が「したくない」家事から解放されて、「したい」ことで人生を楽しんでもらうことを願って。
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